活動報告 | ART GIVING Project | アートでつながる支援システム

2013年もあと少しとなりました。
4月18日にサイトオープンをしたStock ART GIVINGも、参加メンバーが増え続け、現在参加作家20名、支援参加作品約460点まで拡大いたしました。そして7月には初めての作品の使用購入があり、それ以来徐々に支援金も増え続けております。このプロジェクトの趣旨および、作品自体にご賛同いただき、当ストック作品を使用してくださったクライアント企業の皆様、広告制作会社の皆様、誠にありがとうございました。
そしてART GIVING Project参加アーティストの皆さま、クリエイティブ業界の皆さま、被災地で支援活動されている皆様、ご協力ありがとうございました。
先日12月9日に年度末実行委員会が開催され、以下の協議・決定がされました。ここにご報告致します。

（12/9実行委員会　アマナイメージズ会議室にて）

会計報告（2013.12.20現在）

（収益配分：支援金50％ + 作家制作費20％ + ストックサイト管理費15％ + ART GIVING Project事務局運営費15％）

・amanaimages.com内Stock ART GIVING作品売上総計	237,400円
（amanaimagesにて課税）
・ART GIVING専用口座入金総計	153,996円
・被災地への支援金（販売額の50％　非課税）	118,700円
・ART GIVING Project 事務局運営費（販売額の15％非課税）	35,610円

作品使用実積：3件

■使用内容詳細報告：

●2013.7 家庭用AVメーカーのパネル広告

販売額：54,400円（税別）　→　支援金：27,200円（税別）

●2013.11 アクセサリーメーカーのDM

販売額：18,000円（税別）　→　支援金：9,000円（税別）

●芙蓉総合リース株式会社のCSR報告書表紙

エンドユーザー	：	芙蓉総合リース株式会社
クライアント	：	芙蓉総合リース株式会社
業種	：	リース、レンタルのファインナスサービス、アウトソーシングサービス
目的	：	CSR報告書表紙、英文アニュアル、Web
使用期間	：	2013/10/31〜2014/10/30　2013/10/31〜2018/10/30（web)
請求額	：	165,000円（税別）　→　支援金　82,500円（税別）

※WEBサイトの「編集方針」をご覧いただき、是非、上下に設置したアンケートボタンから「ご意見・ご感想」をお寄せください。

[掲出デザイン: パンフレット]

[掲出デザイン:web]

支援内容協議／決定

ART CIVING Project実行委員会にて、当メンバーでもあるボランティア団体「ふんばろう東日本支援プロジェクト」からの最新情報を中心に、被災地の今のニーズを集め協議。最初の支援先／支援内容を以下の判断基準で、6件の支援候補から、決定しました。

●単なる物資支援ではなく、文化芸術面において、被災地域を元気にする事。
●特定の人・団体だけでなく、地域の交流に役立つ事。

●支援先

：

岩手県大船渡市「みんなの創造空間プロジェクト」来渡ハウス

津波で流されてしまった稽古場やスタジオ、文化交流スペース再建すべく、震災後に「ふんばろう東日本支援プロジェクト」をはじめとする多くのボランティアや地元アーティストが中心となり、2013年3月にオープンした多目的スタジオ「来渡ハウス」。
地域の芸術ネットワークづくりや交流の場として、定期的特別ワークショップやミュージカル教室、季節ごとのイベントを企画。他、地元のイベント主催者を対象に上映会、各種イベント、ギャラリーや講習会としても提供。県外訪問者のためにシャワー設備完備、寝袋持参でアート系のキャンプや合宿所としても提供。ライブラリーコーナーに業務用コーヒーマシンを置き、イベント時は落ち着けるお茶っこの場としても解放。多目的スペースとして、みんなの手で作り上げる空間を目指すそうです。

詳細：http://wallpaper.fumbaro.org/entertainment/px3cdh

●支援内容

：

映画上映用プロジェクターと、マイク用小型ミキサー等の寄贈

地元に映画館が無い為、自主上映会を出来るように、機材を探している。また現地の若者達から、スタジオとして来渡ハウスを使用したいという希望があり、スペースの貸出を検討しているとの事。
ART GIVING Projectの実行委員会は、被災地の特定アーティストのためだけでなく、地域の交流の場であり、すべての人々が楽しめるイベントを継続的に企画している点を評価して、以下の機材の寄贈を決定しました。現在機種の選定中で、終わり次第「来渡ハウス」関係者に寄贈する予定です。

来渡ハウスプロジェクター支援プラン

※支援機材の進呈、及び現地での設置、そして現場での使用状況は、改めて報告させていただきます。

プロジェクト全体の企画・運営は、クリエイティブ業界（amana images）、被災地支援ボランティア団体（ふんばろう東日本支援プロジェクト）が実行委員となり、さらに多くのクリエイティブ各社が協力のもと行われます。

: 伝えたい事が感動とともに伝わる、ビジュアル・コミュニケーションのためのクリエイティブ素材を、様々なメディアに提供するストックフォト事業会社。ART GIVING Projectでは、クリエイティブ素材販売サイト「amanaimages.com」の仕組みを活用し、アート作品のデータベース化から販売までをサポート。