2016.10.16 現在
参加アーティストの皆様へ、
そして画像使用による支援をしてくださる
企業やクリエイターのの皆様へ。
●支援金報告
あの震災から早くも5年半が経ちました。報道等でご存知の通り、被災地各地のかさ上げ工事が進み、被災地の人々は、徐々に仮設住宅から復興住宅へ移転が始まっています。しかしこの移転により、地域/集落のつながりが薄れ、地域の交流が無くなる危機もよく耳にする様になって来ました。
また被災地での文化的、アート的復興ニーズはこれからという状態です。この1年間でStock ART GIVING(amanaimagesサイト内)の売上により、前回からの繰越金も含め700,777円の支援金が集まりました。
皆様ご支援、ご協力ありがとうございました。
●2016年の実施支援
3〜4月頃以下2件の芸術文化的支援要請を受けました。2件ともAGPとして支援すべき活動/イベントと考え5月と7月に支援実施致しました。
また世界の被災地や紛争地域の子供達に絵を描いてもらうことで元気になってもらう支援を長年続けているNPO子供地球基金と共催で、9月にお子様を対象にフォトコラージュの楽しいワークショップを開催してきました。
9月のワークショップのご報告は後日いたしますが、その他の活動詳細報告をここでさせていただきます。
実施支援1:「みんなのたからもの」ししゅう高田松原プロジェクト
津波で失われた2000本もの高田松原。この思い出の場所を風化させず、皆で作品として残そう!
刺しゅう家天野寛子先生と高田の人々、そしてボランティアの方々が始めたプロジェクト。
昨年ふんばろう東日本からの推薦があり、13万円の支援を行った同プロジェクトです。
その後全国そして海外からも制作参加者が増え、9カ国31都道府県、作品総数は720を越えました。
そして今年もで神戸、陸前高田、横浜、盛岡、仙台、京都、箱根で展覧会が開催。さらには11月に新潟長岡でも予定され、メディアにも取り上げられ、多くの人々がこの感動の場所を訪れました。
また様々な場所で、ワークショップも開催しており、この「アートの輪」は更に広がりました。
しかしこのプロジェクトには、作品の管理、装飾、展示会場への搬送、展示中は実行委員会の皆さんが交代での立ち会いなど、多大な労力とコストが要しているのも事実です。
最終的には陸前高田市や大船渡市の数カ所に常設展示をする事を計画中ですが、活動のための運営資金が必要とのこと。そこでART GIVINGは、この素敵なアート活動を資金面で支える為に7/4に13万円の支援を実施しました。
一人一人が手作り。個性豊かな刺しゅう作品
2/20にAGP実行委員が見学した、「横話市 フォーラム南太田」での展示会の様子
●メディア露出(新聞のみ TVニュースでの紹介も多数あります)
●ししゅう高田松原プロジェクトへの支援金
・展覧活動実費支援金として 130,000円 ・ゆうちょ口座振り込み手数料 432円 合計 130,432円
※このししゅう高田松原プロジェクトに関するお問い合わせ、作品参加希望者は、連絡先:みんなのたからもの実行委員会
Tel:090-8563-8762(中西さん) mail:rt.takaramono@gmail.comまでお問い合わせください。
実施支援2:大船渡末崎地区住民のための「鎮魂集会」和太鼓演奏会とミニ祭り
●日時: | 平成28年5月21日(土) |
●場所: | 岩手県大船渡市末崎町末崎中学校体育館及び体育館前広場 |
●イベント内容: | 和太鼓集団「梵天」http://www.bonten-taiko.com/ による鎮魂演奏会と、そこで子供も大人も喜ぶ、祭りイベント的なたこ焼き、ヨーヨー等の振る舞い |
●主催: | 成城カトリック教会付属の「ボーイスカウト世田谷14団復興支援チーム」&ART GIVING Project |
●AGPの役割: | 演奏会現場サポートと、たこ焼きヨーヨー、スーパーボールすくいの実施とその資金支援 |
●目的と実施報告:
大船渡市末崎中学校内仮設住宅組合長の新沼さまと、震災以降 被災地支援活動を行っている
成城カトリック教会付属「ボーイスカウト世田谷14団復興支援チーム」から支援イベントの要請を受けました。
内容は、震災後5年を超え、仮設住宅が4月に撤去されることを期に、方々の復興住宅に移り住むことになり、
昔から結束が深かった住民が、今バラバラになろうとしている。
震災前の住民にこれからも集まってもらえるように「鎮魂」の意味を含めたイベントを開きたいので、
第一回目として「和太鼓の演奏会&ミニ祭り」を開催してほしいとのことでした。
そこで世田谷14団主催のもと、和太鼓集団「梵天」とともにART GIVING 支援班は、仮設住宅が在る中学の体育館と体育館前の広場にてミニ祭りを実施してきました。
ART GIVINGの役割は会場設置準備と、祭りに欠かせない「たこ焼き」「ヨーヨーすくい」「スーパーボールすくい」の
材料支援と実施でした。
事前打合せのを経て必要数を事前購入して、5/20夜に東京を出発した我々は、5/21(土)朝から準備を開始。
14時から和太鼓演奏会が開催されました。地元の方々300人以上が入場し、和太鼓集団「梵天」の圧倒的なパフォーマンスに
皆さん大盛り上がりました。
そのあとは体育館前の広場が屋台村となり、我々の出し物以外にも、
世田谷14団による焼きそば、焼売、ワッフルなども屋台フードとして振る舞われ、さらに人も増えて大盛況。
祭りの終盤、組合長や自治会の挨拶や、このイベントの趣旨が語られ、久々に集まり盛り上がった地元の方々は、
団結と再会を誓いあいながら17時半に閉会となりました。
私たちのところに駆け寄ってきて「最高に楽しかったし、美味しかった!また来てね大船渡に!!」
と言っていくおばあちゃんたちを見ていると、支援参加できてよかったと本当に実感。
被災地すべての地区でこのような支援はできませんが、ART GIVINGとして
今回のような地元の結束を守るための行事を文化面でサポートすることも重要と感じました。
●実施支援2:「鎮魂集会」和太鼓演奏会とミニ祭り実行予算
和太鼓&ミニ祭り 実施総合見積もり | |
レンタカー セレナ8人乗り | 32,715円 |
ガソリン | 13,485円 |
代行タクシー (イベント実行時の人員不足で現地運転手手配) |
4,500円 |
高速 行き | 7,640円 |
高速 帰り | 7,880円 |
公民館ボランティア使用費@1000円×6人×2日 (イベント調理準備およびスタッフ休憩/宿泊で使用) |
12,000円 |
ヨーヨー/スーパーボール購入 | 27,677円 |
たこ焼き 機材レンタル/具材 | 45,210円 |
現地追加材料 イベント中のスタッフドリンク代等雑費 | 12,560円 |
合計 | 163,667円 |
上記を支出、支援実施致しました。 |
AGP NEWS!!
今年もMAC HOUSE × ART GIVING Project コラボTシャツが種類も増えて発売!
カジュアルファッション「Mac-House」さんのTシャツシリーズから。
2016年もART GIVING Project とのチャリティコラボTシャツが好評発売中です。
昨年は鈴木崇史氏の5作品と、桐島ローランド氏の5作品をもとにしたデザインTシャツでしたが、
今年は好評につき2人の新作シリーズに加え、萩原佳一氏、徳山宗孝氏、タカギトオル氏の作品もシリーズで
たっぷり展開。さらに今年はオールシーズンで活躍するヨットパーカーも徳山氏の作品で販売されています。
皆様、「マックハウス アートギビング」で検索してください。
全国475 店舗に広がるMac-House ショップでご購入はもちろん、
マックハウスオンラインショップやamazon、Yahoショッピング、楽天市場など販路も広がっています。
今年も買うことで東北被災地支援につながる「マックハウスのチャリT」を着ましょう!
タカギトオル作品 |
萩原佳一作品 |
徳山宗孝作品 |
桐島ローランド作品 |
鈴木崇史作品 |
プロジェクト全体の企画・運営は、クリエイティブ業界(amana images)、被災地支援ボランティア団体(ふんばろう東日本支援プロジェクト)が実行委員となり、さらに多くのクリエイティブ各社が協力のもと行われます。
全体協力 | (株)カイト | ||||
---|---|---|---|---|---|
公式サイト |
|
||||
ロゴマーク |
|
||||
リーフレットデザイン |
|
||||
印刷・写真複写協力 |
|
||||
アーティスト情報協力 |
|